薬剤師国家試験終了!!この一年間を軽く振り返る
どうもこんにちは。
ふくかづです。
だいぶ久しぶりの更新となりますが、今日はしばらく更新していなかった理由でもある薬剤師国家試験が先月終了し、いろいろとバタバタしていたのが落ち着いたので、薬剤師国家試験に向けての1年間を軽く振り返ってみようかなと思います。
そしてこれから私の経験を基に、少しでもアドバイスできればと思っています。
学業面や精神面など何個かに分けて説明してみようと思うので良かったら見てください!!
一年の流れについて
まずは一年の流れについて大雑把に説明します。
6年生という学年はどうしても就職活動もしなくてはならない学年ですので、6年生になる少し前の段階からお話していければと思います。
まず私が就職活動を開始したのが2021年の1月の終わりの頃からです。
学内での卒業研究と同時並行で続けながら3月中には面接もすべて受け終わっていたという状況でした。
ですので、6年生になってからはほとんど学業に専念していたと思います。
また卒業研究についても5年生の段階でかなり終了に近い状態にしていたので、6年生では細部の手直し程度で済みました。
6年生の授業やその他国家試験対策については、前期は通常の学校の授業+週末の外部講習、後期は外部講習をメインで受講するといった形で進行していきました。
模試についてはスタートアップ模試まで含めるとおそらく5回ほどやったのかなと思います。
いずれにせよ6年生の1年間は国家試験に向けての一年間だっただったので、私が今まで経験してきた学校生活で一番しんどい一年間だったことは間違いないです。
学業面について
学業面について少し詳細に振り返っていこうと思います。
ですがその前に、私自身の薬剤師国家試験の結果を伝えないことには言葉に信用性が生まれないと思うのでお伝えしておきたいと思うのですが、自己採点の感じだと問題なく薬剤師になれるかなと思います(よっぽどやばいミスをしていなければ)。
まずこれから薬剤師国家試験を控えている人に伝えたいこととして、今国試の問題が解けなくても過度に不安にならないでほしいです。
私も6年生の最初の頃は過去の国家試験の問題を見て
「こんなのどうやったら解けるんだよ...」
と軽く絶望していました。
しかしそれは言ってしまえば当たり前のことです。
なぜなら圧倒的に問題を解く練習をしていないから。
全国どこの大学も同じとは言い切れませんが、私の大学の場合は一年間を通じて国試の過去問や模試、その他いろいろな問題を解くので嫌でも問題と向き合う時間は長くなります。
5年生とは違い、当然家でも国試対策で無意識に参考書を開くような体になっていますので、正直5年生と比較すると数倍問題と向き合う時間は長くなるのではないかと思います。
ですので自然に問題の解き方が頭に入っていき、国試前までにはどんな問題でもかかってこいといったような状態になっていると思います。
私の場合はそうでした。
ただし、たくさん勉強してもやはり解くことが厳しい問題は存在すると思います。
正直そういった問題は私個人の考えとしては捨ててもいいと考えています。
今の国試は相対評価なので他の人が解けている問題で落とさないことが大切になってくると思うので、どうしても解けない問題をどうにかするよりも基礎固めに重点を置いた方がいいのかなと思っています。
実際の話として、私の場合は国試の直前期は必須レベルの問題を解くことに専念するようにし、理論や実践レベルの問題は解いていませんでした。
いろいろと書いてはみましたが、とりあえず私が伝えたいこととしては
成績は嫌でも伸びる
ということです。
一年間勉強と向き合っていればどんな凡人でも多かれ少なかれ成績は伸びます。
ただしどれだけ伸びるかはその人次第ですので、一日も早く自分に合った勉強法を見つけ、粘り強く頑張ってほしいと思います。
最後に私の国試までの家での勉強法としては、お風呂から上がったら参考書を開いてYouTubeを見ながら飽きるまでやるというものでした。
正直、褒められたような勉強法ではないということは分かっていますが、私自身静かな環境では集中して勉強することができないこと、時間を設定するとそれ以上勉強しなくなってしまうなどのことを考慮した結果、この上記のような勉強法になりました。
精神面について
次に精神面についてお話したいと思いますが、正直国試受けるまでの一年間は学業についても当然大事ですが、私的には精神面はもっと大切だと思いました。
まず私の場合、精神的にきつかった時期としておよそ二か所あります。
やばくなかった方から言うと国試直前の一か月間です。
国試直前が一番精神的にきついと思っている人もいると思いますが、私の場合は一番ではなかったです。
もちろん国試直前が一番精神的にきついという人はたくさんいますし、むしろ国試直前に精神的にきつくなる人の割合が多いのではないかなと感じています。
私の場合は模試でもある程度の点数を取っていたので他の人ほど追い込まれてはいませんでしたが、友人の中には精神科にお世話になるような人もいたくらいでした。
とは言っても私もこの時期はそれなりに精神的にきつく、国試直前でいろんなことをしなければいけないという考えと実際にできることは限られているという葛藤。
授業はオンラインで行うため、仲の良い友人と直接会っておしゃべりしてストレス発散を行えない苦痛。
またこのご時世というのもありますが、コロナに万が一感染してしまった場合国試を受験することができないため、息抜きにトレーニングに行くこともままならないという状況。
こんな状況では嫌でも精神的にきつくなってしまいます。
しかし私の場合はこの上を行く時期がありました。
それは六月と七月の二か月間です。
少し以外かもしれないですが説明します。
まず大前提として、これは私の大学のカリキュラムが大きくかかわっているのでそれを理解したうえで見ていただければと思います。
私の大学では前期の平日に学校の講義があり、土曜日に外部講習お行い、週明けに前の週のテストという流れがずっと続きます。
まずこの時点で辛いです。
何が辛いって、それまで実務実習やら研究中心であまり国試勉強していなかった身にいきなり国試勉強を始めさせるんで体がついていかない。
最初の頃の外部講習なんて、最後のコマが終了したころにはボロボロでした。
またこの時期は国試の日程が決まっていません。
国試の日程が発表されるのが八月なので、このころは具体的にこの日に向かって頑張るということがしにくく、また学校での勉強もやらされてる感がすごいのでとてつもなく苦痛でした。
この時ばかりは精神的に壊れてしまうんではないかと思いましたし、ネットにあるストレスチェックなどをやるとだいたい引っかかっていたような気がします。
長いこと書きましたが、国試までの一年間はこの時期以外でも精神的にかなり負荷がかかっている状況でしたので、これから私と同じような状況にもし向かう人がいるのなら、勉強も当然大切ですけど、それ以上に息抜きを大切にしてほしいと思います。
私のおすすめの息抜きとしては、やはり出かけるというのは気分転換になっていいのかなと思います。
コロナで出歩きにくいとは思いますが、普段関わっている人ならば一緒にどこか出かけても問題ないと思いますし、温泉なんかだとリラックスできてとてもいいと思います。
友人関係について
友人関係ですが、私の場合多少なりとも変化はあり、これまで一緒に進級してきた友人が何人か卒業試験で落ちてしまい、音信不通のような状態になりました。
またその中の一人に関しては縁を切ってしまうことを考えさせられるレベルの迷惑行為をされました。
しかも数人単位でかかわっていることに関して。
元からだらしない人なのはある程度承知はしていましたが、卒業延期になり思いっきり露呈した形でした。
しかも迷惑行為をされたのが本当に国試直前の時期だったので、尚更腹が立ちました。
全国の薬学生が同じような状況に陥るとは言いませんが、このような状況に陥ることがあるということも知ってもらえたらなと思いますし、仮に自分が卒業できない立場になった場合、これから国試を迎える人たちのことを思った行動をとってもらえたらなと思います。
就活について
就活についてもお話しておきたいと思います。
薬学生の就活時期については、学年の様子を見ていると早めに済ませる人もいれば、国試が終わってからという人もいるようにさまざまだと思いました。
私の場合は1月28日から就活をはじめ、3月中には面接をすべて済ましているような状況でした。
また企業の方のお話を聞いていると、私と同じような日程で就活を行っている人が多いように感じました。
実際どうなんでしょう?
ただ嫌なことは早めに済ませるに越したことはありません。
早めに済ませればあとは勉強に集中できますし、具体的な目標にも繋がると思います。
実際、具体的な就職先が決まっているのとそうではないのではモチベーションが全くと言っていいほど違いますし、就職先が決まっているとかえってそれが良いプレッシャーとなり、勉強に力が入ると感じました。
ですのでこれを見ている方で就活いつしようかなと考えている人がいましたら、一つ参考にしてみていただけると幸いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私自身、この記事を書きながらこの一年間よく耐え抜いたなと感じました。
とりあえず薬学部の6年生はとても大変な学年だということを知ってもらえたらうれしいです。
この記事を見に来ていただいている人は、少なからずこういった内容に興味がある人だともいますので、もしこれから国試を受けるという人に関しては、この記事の内容から自分自身がこれからどういう風に気を付けていけばいいのかに関して、少しでもヒントにしてもらえたら幸いです。
この記事を最後まで見ていただきありがとうございました。