B737-500 迫る完全退役!! この飛行機の思い出をお話しします。
どうもこんにちは!
ふくかづです。
今日取り上げるのは飛行機です!!
飛行機の中でもB737-500について少しだけお話ししたいと思います。
みなさんはB737-500という飛行機をご存じですか?
飛行機好きという人ならどんな機体か想像ついてると思います。
分からない人のために写真を載せておきます。
こんな飛行機になります。
これは私が福島空港に行って実際に撮影したものになります。
この飛行機は、日本国内では現在ANAウィングスが運航を行っており、現在退役が進められている機種になります。
この飛行機はB737の第2世代として開発されたもので、ANAウィングスではエコノミークラスだけ126席で運行しています。
126席という座席数からも分かるように決して大きい飛行機ではなく、小型機に分類されます。
就航路線は成田~福岡、伊丹~福岡、伊丹~福島、伊丹~新潟、伊丹~高知、伊丹~熊本、伊丹~宮崎、新千歳~利尻、福岡~那覇、福岡~石垣、那覇~宮古、那覇~石垣、仙台~新千歳、福島~新千歳、小松~福岡となっています。
Mitsubishi Space Jetが就役するまで運行する予定であり、ANAホールディングスは2020年上期をもって退役させるとしています。
この飛行機が日本の空から姿を消す日はそう遠くありません。
私はこの飛行機に特別な思い出があります。
それを今回はお話しします。
私が初めて飛行機に乗ったのは大学1年の夏でした。
私の家の比較的近くには福島空港がありますので飛行機は身近な存在でしたが、乗ったことはありませんでした。
大学1年のころは今ほど飛行機に対して熱が入っておらず、福島空港にも全然行っていませんでした。
そのため飛行機に実際に乗る日が来るまではどんなのに乗るのかよくわかっていませんでした。
そんな私が初めて乗った飛行機の機種がこのB737-500という機種でした。
昔は結構大きめの飛行機も飛来してきていた福島空港ですが、茨城空港が開港したり東日本大震災の影響で利用客が減少し、現在は小型機しか定期便で飛来しません。
その時の私の中にある福島空港のイメージとしては、小さいときに祖父ときた大きな飛行機もやってくる空港でしたので、正直こんな小さいのに乗るのか―っていう思いはありました。
この飛行機に実際に搭乗するとなった時に印象的だったものがあり、エンジンに描かれているイルカがとても印象的でした。
詳しい方ならご存じだと思いますが、この飛行機の愛称はその機首の形からスーパードルフィンとされており、イルカのイラストはここからきています。
とてもかわいい。
飛行機に乗ってからもすべてのことが印象的に記憶に残っています。
初めての機内。
初めての大空。
初めての機内サービス。
初めての飛行機のトイレ。
すべてが私にとって新鮮でした。
でも、正直最初にこの飛行機に乗った時、少し古いなーって思ったのもまた事実。
それもそのはず。
最初の就役は1995年ですから、私より少し年上。
飛行機の寿命はだいたい20年ですので、私が大学1年の時点でも十分にお年寄りです。
でも後からいろいろと知識を得ていくうちに、あと少ししか乗ることのできない貴重な存在なんだなってことに気が付いたんです。
それからは福島空港に写真を撮りに行くときは、あと少しで見れなくなるんだろうなーって心のどこかで思いながら写真を撮る日々。
今も時々写真を撮りに行っています。
先日もこの飛行機を撮りに福島空港に行ってきました。
先ほどの写真はその時のものです。
写真を撮っているときに1つ気づいたことがあり、かなりマーキングが剥がれていことに気が付きました。
拡大すれば見えるかもしれませんが、尾翼のマーキングがとても剥がれてきています。
退役は来年ですので、おそらくこのままマーキングは直さないで退役していくのでしょう。
できることなら退役までにあと1回でいいので乗りたいですが、今年来年と学校が忙しいのでその希望は叶いそうにないのが現状です。
なので、完全退役するその日までこの飛行機を福島空港で写真に収めていきたいと思います。
福島空港では退役セレモニー的なものをやってくれるんでしょうか?
B737-500に思い入れのある私からするとぜひともやってほしいものです。